「約束を守らない子ども」を変える「大人の●●」  

Pocket
LINEで送る

子どもに「約束したんだからやりなさい!」といっても、一向にいうことを聞かない。

ゲームや遊びや目の前に楽しいことがあったら、そっちに流されてしまう。

子どもだから当然なのですが、分かっていてもイライラしますし、お母さんとしては不安にもなりますよね。我慢できない大人になるんじゃないかって。

 

せっかく仕事についたのに、暇があれば自分の好きなwebサイトばかり見ていて、気がつけば首にされてしまう・・・なんて大人には間違ってもなってほしくない。

 

子どものことを思い、子どもを心配するから、口酸っぱく怒ってしまう。

でも、相手は子どもだからできなくても仕方がないし、時には「今やろうと思っていたのに!」と反抗されてしまう。

 

そんな子どもの態度にイライラして、また怒ってしまう。

たくさんのお母さん、お父さん達が悩んでいることです。

 

▼イライラのスパイラルから抜け出すために必要な、たった1つのこと

この辛い負のスパイラルをどうやって断ち切ればいいのか・・・。

今日は、1つとっておきの方法をプレゼント。

 

実は、ほんの少し「考え方の方向」を変えるだけで、今までのイライラが吹き飛ばしてしまうことができます(驚)!

 

どういうことかというと・・・

 

「子どもを変えようとする」ことをやめることです。

 

ストレスの大きな原因は、子どもを「変えようとしても、変わらない」ことなのです。

 

じゃぁ、それで子どもは変われるのか?というと、それだけでは変われません。

では、どうすれば良いのでしょう。

 

それは、あなたのような、お母さんとお父さんが「自分を変えること」です。

「えぇ?なんで大人の方が変わらないといけないの?」と思われましたか?

 

なぜなら、実は私達親にとって、子どもを変えるよりも「自分を変える」ことの方がよっぽど楽だからです。

相手を変えたいと思っているのに、一向に相手が変わらないのは大変イライラします。

人間は、自分でコントロールできないことに苛立ちを覚えるもの。

 

子どものコントロールはできませんが、自分自身であれば、ある程度自分でコントロールできるので、コントロールする対象を自分に変えるだけで、大きくストレスを減らすことができるのです。

 

では、どんな風に自分を変えれば良いのでしょう?

 

▼子どもを変えるために、あえて約束をしよう

 

その答えは、お母さん、お父さんが、「約束を守る」という背中を見せることです。

「今すぐ片付けなさい」と子どもに言っても、子どもから「お母さんだって、片付けてないよ!」といった、反論をされたことはありませんか?

 

子どもは、大人が思う以上に大人の姿を良く見て知っています。

だからこそ、親はあえて子どもと「親が守る約束」をし、それをしっかり守ると良いのです。

 

どんなに小さなことでも良いです。例えば、毎日1冊本を読んであげる、とか、午前中に掃除を終わらせるとか。「お母さんは、◯◯するよ!」と宣言し、守る。

 

そうすれば、

「お母さんは、あなたとの約束を守ったよ。あなたは、お母さんとの約束は守らないの?」

「分かった、僕も頑張る」

といった、会話をできるようになります。

 

お母さん(お父さん)にとっても、ちょっと疲れる約束が必要な時があるかも知れません。

でも、その時は、お母さん(お父さん)とお子様の2人が一緒に成長できる機会と思って、取り組むことで、子どもどんどん約束を守ってくれるようになりますよ。

 

▼まとめ

・子どもを変えようとすればするほど、ストレスになる。

・親が「自分の姿」を見せることで、子どもも変わることを知る

・子どもと約束をして、約束を守る姿を見せる

 

 

この記事は、子育ては心理学でラクになる(主婦と生活社 Daigo著)を参考に、秋田英明が書きました

 

Pocket
LINEで送る

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る