成績がぐんぐん伸びる「魔法の●●」

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自分の子どもが、「勉強したい!」と自分からいう子どもになってくれれば、なんて楽なのだろう・・・。

親なら一度は憧れたことがある気持ちかもしれません。

ちなみに、僕自身は子どもの時自分から勉強したいと思ったのは、せいぜい理科や保険体育の「男女の違い」について学ぶ時ぐらいでした(笑)

でも、中には勉強が好きで好きでたまらない子が、学年やクラスにもいるものですが、それはそれで特異なことで我が子とは関係ないと思ってしまいますよね。

 

でも、どんな子どもでも、実は「勉強が好きで好きでたまらなくなる」可能性を秘めています。

勉強がつまらんもんと思っていた僕も、この質問を自分にするようになってから、学ぶ面白さがよくわかってきました。

僕の場合は大人になってからですが・・・(気づくの遅っ!)

 

お母さん、お父さん。ぜひ今からやってみて頂きたい!

小さな工夫で、子どもの一生とモチベーションは変わるものだと僕は思っています。

 

▼勉強が好きな子と、嫌いな子の違いとは?

さて、ではそもそも、勉強をしたがる子どもと、勉強が嫌いな子どもの違いとは一体何だと思いますか?

勉強が好きな子は、「勉強好きな変わった子」では決してありません。

 

勉強が好きな子は

『「知的好奇心」にあふれ、勉強で知的好奇心が満たされる喜びを知っている子』なのです。

たったのそれだけです。

ふむ。そう言われても、抽象的でよく分からん。具体的に言わんかいっということで、、、

 

例えば、同じ歴史の勉強をするにしても、

「”太平洋戦争は、1945年8月に終戦した”と覚えなさい」と言っても、子どもは嫌々覚える(基本面倒で覚えない)だけです。

しかし、もし、「おじいちゃんが小さいころ、日本は戦争していたんだよ。あなたと同じぐらいの年じゃないかな?何年だろうね?」

といった、会話ができれば、子どもの好奇心には火がつきます。

 

「おじいちゃんは、何歳の時に終戦をむかえたのだろう。」

「そのとき、どんな生活をしていたのだろう。何をたべていたの?」

「自分が住んでいる周辺はどうなっていたのだろう」

 

「なぜ?」や「どうなってたの?」という疑問が、自分の行動をかき立てるのです。

勉強が好きな子は、こうした疑問を持つことができる子です。

こういう疑問を持てるのは子どもの資質じゃないのか?と思うかもしれません。

いえいえ、私達親であれば毎日毎日引き出してあげることができます。

 

▼知的好奇心を引き出す方法は「質問」にあり!

では、自分で疑問を持てる子を育てるためには、何が必要か。

それは、お母さんとお父さんが、知的好奇心を引き出す「質問」をすることです。

 

「なんで、夏に扇風機にあたると涼しいんだと思う?」

「算数ができたら、どんなことができるかな?」

「雪って、どうやってできるのかな?」

 

どんどん、聞いて子どもに調べてもらうのです。

そうしている内に、子どもの中に自分自身で知的好奇心をかきたてる質問を見つけられるようになります。

 

身の回りのことやものに興味を持つ知的好奇心は、大人になっても大切なものです。

子どもの学習力を伸ばし、お母さんやお父さんも毎日が楽しくなる魔法の力。

それが、「質問力」です。

 

さっそく今日はどんな質問ができそうですか?

 

この記事は、以下の書籍を元に子育てライター秋田英明が書きました。

塾の効果を10倍にする家庭の習慣(主婦と生活社 須野田 誠著)

 

 

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