お小遣いはいくらが妥当?ちょっとのぞき見!隣のお財布事情
あなたも1度は子どもから、お小遣いの交渉を受けたことがありませんか?
「鈴木くんは月◯◯円ももらっているんだよ!お母さんももっとお小遣いちょうだい!」
「何言ってるの!うちは、うち!上げられません。」
と、子どもの交渉を断ち切るものの、ちょっと気になる隣のおさいふ事情。
周りのみなさんは、お小遣いをいくらぐらいあげているものなのでしょう。
金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(平成22年度)」によると、
■小学生のお小遣い(1ヶ月)
小学生の場合、年齢に関わらず500円~700円未満が最も多い。(全体の内3割~4割)
高学年になると、1000~1500円未満に増える家庭も多いようだ。(全体の3割)
■中学生のお小遣い(1ヶ月)
中学生の場合、1000円~2000円未満が最も多く、平均的には2000~3000円程度のよう。
■高校生のお小遣い(1ヶ月)
高校生は、中学生からグッと上がって、5000円~7000円程度が一番多い。平均的にも5000円程度のよう。
詳しい内容は、こちらからも見れます。
https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/kodomo2010/pdf/10kodomo.pdf
いかがでしょう?となりのお財布事情が少し見えてきたでしょうか?
ちなみに、ある研究によると、教育熱心な家庭やしつけに厳しい家庭ほど金額が低いようです。
また、お小遣いが多い中学生の場合、社会的なルールや規律を守らない傾向が強くなるという結果もでているようです。
確かに、筆者の個人的イメージでは、有名芸能人の子どもなどでお小遣いが必要以上に多かったりする子ほど、犯罪に手を染めてしまう子が多い気も。
極端な例かもしれませんが・・・。
筆者としては、お小遣いは金額もさることながら、使い方やお金に対する考え方をしっかり教えてあげることが大切だと思う。
お小遣いは「自動的に毎月入ってくるもの」という感覚は子どもに与えたくない。
例え1000円であっても、パートで1時間以上働かないと手に入らないお金。
お母さんお父さんが、どんな気持ちで働き、働かないとお金は手にはいらないことを伝えるべき。
筆者の子どもは、まだ0才9ヶ月なので、今お金を見せても手にとって舐めまわすだけではあるが・・・。大きくなった時には、お金の価値には口酸っぱく話していきたいですね。
中学生にもなれば、バイトをしてもいいと思う。
筆者の知人では、中学時代に映画にどっぷりはまり、映画チケットにとどまらずサウンドトラックのCDやパンフレットを買うために、学校にいく前に早朝の新聞配達で資金稼ぎをし、3年間やり通したという強者もいる。
お金については、それぞれの家庭で教え方を考えることが大切かもしれません。
みなさんは、どんな話をしていますか?
秋田英明
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