「お母さん、行きたくない」と言わせない!習い事を続けさせる3つの鍵
多くのお母さんの頭を悩ませる習い事。ピアノや習字に塾にサッカーと、一体何を習わすのがこの子にとって良いのかなぁ、と悩みながらもとりあえずメジャーなものを習わせてみる。
でも、最初は面白がって乗り気だった本人も、だんだんやる気がなくなってきて「お母さん、今日は行きたくない」と言い出し、説得にも疲れ結局辞めてしまう。
続けることができれば、人生の宝になるかもしれないのに、もったいないですよね。
なぜ、多くの子どもたちが習い事を続けることができなかったり、辞めてしまったりするのでしょう。本人のやる気さえあれば、続けられる?
今日は、習い事を続けさせる鍵についてお伝えします!
【習い事を続けられる育て方の鍵3つ】
★鍵1:頼まない
大人でも嫌になるのは、「○◯をやって」と人に言われる時。例えば、旦那さん(奥さん)に、「部屋の掃除をやって」と言われると、イラッッとしませんか(笑)?掃除でも仕事でも、自分がやろうと思ってやっていることは、モチベーションが上がりますが、人に命令されると途端に嫌になるのが世の常です。
これ、実は子どもも同じなのです。
あなたは、子どもが習い事に行かない時に、
「ちゃんと、お習字に行きなさい」
「ピアノ教室に行こうね」
「お願いだから、塾へ行って頂戴!」
と、声をかけていませんか?
こういう言い方をすると、子ども中で習い事は、どんどん「親に言われて、やっていること
」になってしまいます。
大切なのは、子どもの気持ちをやりたいように引き出すこと。「誘導」することです。
★鍵2:行きたいように誘導する
習字であれば、実際に手紙を書きながら「お母さんは、字がへただから凄く困っているんだ。◯◯ちゃんには、お習字を頑張って将来そうならないようにして欲しいんだ。」と話かけるとか、男の子であれば、「字がきれいな、男はモテるんだよ。書き初めでカッコイイ字を見せたら◯◯ちゃんもイチコロかも!?」といった具合です(笑)。
子どものメリットになることを伝えてあげると、それだけで子どもの心は前向きに誘導できます。モチベーションが大きく変わりますよ!
それでも、「行きたくない」と言われた場合は・・・
★鍵3:「行きたくない!」を否定しない
「行きたくない!」と言われると、つい「ダメ!行きなさい!」と叱ってしまい勝ちです。一度言い出したことは、最後までやらせたいと思うのが親心。
でも、あえて否定せず肯定してしまうのも一つの手です。例えば、
息子「今日は、行きたくないんだけど・・・」
親 「そう、行きたくないの?じゃぁ、行かなくていいよ。やめてしまいなさい」
息子「嫌だ!だったら行く!」
といった具合です。
更に付け加えると、子どもの行かないことによるデメリットも伝えると良いです。
「これで、◯◯ちゃんにモテるカッコイイ字が遠のくね。それでも良いの?」などなど。
子どもがグズったり嫌がったりしはじめると、つい真っ直ぐ反応しがちですが、ちょっと一呼吸おいてメリット・デメリットを伝えると子どもの反応が変わりますよ。
この記事は、コチラの書籍を元に子育てライター秋田英明が書きました。
塾の効果を10倍にする家庭の習慣(主婦と生活社 須野田 誠著)
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