絵本の読み聞かせはいつからがベスト?

Pocket
LINEで送る

赤ちゃんとのふれあいや遊びに欠かせないのが、「絵本の読み聞かせ」。

でも、赤ちゃんって、本当にまだまだお話を理解できるわけではないし・・・

いつごろから絵本を読み聞かせたら良いのかなぁと思いませんか?

 

米国小児科学会によると、2014年の6月24日に

乳児の最初の日から、毎日声をだして本を読んであげるべき」

という声明を発表しました。

 

そう、産まれたその日から読むのが良いと発表されたのです。

米国小児科学会は、子どもの「識字率の促進」を行うために、この提言をしたそう。

 

幼少期から絵本を読み聞かせると、次のような良いことがあると言われています。

・脳の発達の最適なパターンを刺激する

・子どもの発達における重要な時期に親子関係を強化する

・生涯にわたる言語・識字・社会的感情スキルを構築する

(『9才までに地頭を鍛える37の秘訣』(扶桑社 大川栄美子著)より抜粋)

 

ちなみに、筆者の場合は産まれて1ヶ月たたないぐらいから簡単な絵本を読みきかせ始めました。

子どもを有名大学に入れたママ系の書籍なんかを読んだりすると、「一日15冊は読んでいた」といったことが書かれていましたが、とてもとてもそんなレベルではなかったです。

 

0歳児だと、そこまで集中力も持たないし、そもそも親も子育て自体に慣れていないので、そんな余力はないないない・・・

 

めっちゃ頑張ったー!という日で10冊ぐらい。

しんどい日は読まない日も。ってな感じで取り組んでいました。

 

実際のところ、読み聞かせの効果はどうなのかというと、

少なくても子どもの発語の量は非常に変わったと思います。

 

良く本を読んだなぁと思う週は、子どもが「あっ!」とか「うっ!」という頻度が多く、

今週は疲れてあんまり読まなかったなぁなんて週は、「・・・」と黙っていることが多かったですねぇ。

 

赤ちゃんにとって、本を読んでもらえることは、親が自分とのふれあいを大切にしてくれている、という「愛情」を感じる時間でもあるようです。

もし、まだ早いかなと思っている場合は、もう今日からでも読んであげて下さいね。

 

ちなみに、最初のころに読む本は、あえて「色のコントラストが強い絵本」をオススメします。

というのは、赤ちゃんの視力は新生児の視力は0.01~0.02ほどで、半年で0.1ぐらい。

1才で0.2ぐらいの視力しかないと言われています。

 

小さい子ども向けの絵本だと、優しく見える「色が淡くて優しい色の絵本」を選びがちではないですか?

でも、実は赤ちゃんにとっては、淡い色は「ぼや~」と見えてしまうので、なんだかよく分からなくなりがち。

その結果、読んであげても全然見てない、反応してくれない。なので、親のほうが読んであげるのが面倒に。なんてことになりかねません。

(実際、筆者自身が最初そうなったので・・・)

 

せっかく読んであげるなら、親も赤ちゃんも楽しい方が良いに決まっていますよね。

だから、あえて色のコントラストがはっきりした絵本をチョイス。くっきりはっきりした色使いの絵本の方が、反応してくれるので一緒に読んでいても楽しい時間を過ごすことができますよ!

ちなみに、我が家では新生児の時から、今の1才でも「しましまぐるぐる(学習研究社 柏原 晃夫著)」とかは定番に喜んでくれる絵本です♪

 

 

 

秋田英明

【参考】『9才までに地頭を鍛える37の秘訣』(扶桑社 大川栄美子著)

Pocket
LINEで送る

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る