「座れる子ども」をつくる!赤ちゃんからできる絵本の読みきかせ方
最近、わが家では朝、昼、15時、晩と、1日4回毎日食事のたびに大戦争。
そう、タイトルからお察しかもしれないが・・・
わが家の1歳児くん(現在1才2ヶ月目)が座ってくれない!
離乳食を食べさせ始めてから、もう半年ぐらいは経つかな?
今まで食べさせようとしても、すぐ他のことをして遊びだすので、もはや遊びながら食べることが習慣になってしまっていた。
しかし、まぁよくよく考えてみると、このままこの習慣を続けると座ってご飯がたべられない子どもになってしまんじゃないか?と、そんな恐怖がよぎり始め、そろそろ座って食べる練習を始めようとなったわけです。
そこで、ハイチェアを購入!
ご飯の時は、ハイチェアに座ってもらう。
抱っこして子どもを持ち上げ、イスに下ろしてヨイショッと。
危ないので、腰固定ベルトで止めてと。
なんて、おすわりの練習を開始したものの・・・
まぁウンウンうなりながらベルトから抜け出すわ、そのまま立つわ、付属テーブルに乗り出すわ!
こらこらと静止して戻して・・・、やっとちょっと食べたと思ったら、机にブロッコリーをグリグリ塗りつけだすしまつ!
「イスのベルト?食事のマナー?いや、俺を縛るものなんて何もねぇ」って感じ。
お前は海賊かっ!?無法者すぎっ!
とまぁ、そうしたわけで、毎食時ごとに海賊との戦争をやっているのです。
なんか普段からお座りのしつけができるような、いい方法はないものかと探していたところ、本の読み聞かせ方で座る習慣も一緒に身につけられる方法があるというじゃないか!
そこで本題!(前置き長っ!)
本日は、書籍「9才までに地頭を鍛える!37の秘訣(扶桑社 大川栄美子著」)」より、「座れる子ども」をつくる絵本の読みきかせ方「三方向安定法」のご紹介。
普通、子どもに読み聞かせをする場合、横に座って一緒に読むパターンか、子どもと親が正面に向き合って読んであげるのが多いのではないでしょうか?
ちなみに、わがやの場合はほとんど前者のパターン。
横に座る場合は、スキンシップは取りやすいものの、覗きこまないと子どもの表情が読み取りにくい。
一方、正面に向きっていると、子どもの表情が良く見えるので様子を観察しやすいですが、スキンシップが取りにくい。
双方、実はメリットとデメリットがあります。
そのメリットだけをできるのが、「三方向安定法」。
簡単にいうと、お母さんも子どもも床に座って、親のあし(ふともも)の間に子どもをはさみこんでしまう。
子どものあしをあしではさみ、背なかとこしを親のお腹にピッタリくっつけ、肩をうでではさんでしまう。
この姿勢で、本を一緒に読むとスキンシップもとれる上に、子ども本人が気づかない内に、半強制的にお座りの練習もさせているわけです。
ただ、子どもの表情を見るのが大変になってしまうので、さらに一工夫。
大きめの鏡を正面においておきます。
(この時、反射の光が目に入らないことと、小さい赤ちゃんの場合鏡自体に気を取られてしまうので、少し遠目に配置する必要もあります。)
鏡で表情が見えると、ママ・パパのモチベーションも上がりやすくなりますね!
著者の大川栄美子氏は、自身も弁護士である傍ら、予備校や法科大学院で教鞭もふるってらっしゃるそうなのですが、「座ることが苦手な人」は大抵「勉強も苦手」だそう。
勉強ができることも人生の荒波をわたるための1つの武器だとすると、「座って何かをする」という集中力も将来強い武器になりそうですね。
絵本の読ませ方も、一工夫で座らせる練習になるとは。
うーん、目からウロコでした。
今日から取り入れるぞ!
<参照>
「9才までに地頭を鍛える!37の秘訣(扶桑社 大川栄美子著」)」
秋田英明
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